key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

今更ながら『カムカムエブリバディ』について

ここのところとにかく仕事が忙しいので、『おちょやん』で脱落したまま、朝ドラ完走できずにいたのだけど、『カムカムエブリバディ』の評判を聞いて、Unextで一気に見通した結果、見事にはまった。ただ、仕事は相変わらず忙しいので、リアタイは無理で、見られなかった分を週末再放送とUnextで補完している。
三世代ヒロインが売りで、もちろんそれぞれの世代で違うところがあるものの、反復が多いドラマなので、どこがどう反復しているのかを見ていくのが視聴者側の楽しみの一つになっている。
ただ、昨日ふと考えたのだけど、朝ドラは主人公の父親が駄目なことが多く、『おちょやん』のトータス松本はtop of 駄目父的な存在だったのだが、『カムカム』の父は別に駄目ではない。
実話ベースではない、というのが大きなポイントかもしれないし、『ちりとてちん』の父(松重豊)も駄目ではなかったので、作者の父親像的なものがそうなってないのかもしれないけど、代わりに兄弟や友人同士、親子などの男子の対比構造が目立つ話になっているような気がする。