key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

きのうカレーを作りながら考えた。

昨日は時間がなかったので、茄子と挽肉のカレーでした。


以前、某局の報道特集かなにかで、H社の対中国カレールー売り込み作戦について放送していました。
取り上げられてみて気付いたのですが、中国には、カレーライスはないのですね。一般的には。
そりゃインドレストランなどがあれば、そこではインド風のカレーを食べることが出来るかも知れないですが、日本のように家庭食としては浸透していなかったよう。
そこで、H社はまず、日本でもやっているようにスーパーでの店頭試食販売をしたり、給食なんかで子どもたちにカレーを食べさせていたようです。で、ここまでは私も「ふ〜ん」と思ってみていただけだったのですが、ちょっとぎょっとしたのが、スーパーの店頭販売でカレールー(林檎とハチミツのアレ)を購入してきた奥様が、中華鍋で野菜などを炒めて、その中にゴロゴロッとカレールーを放り込んだシーンでした。
水気がないので、当然カレーはぎとぎとっとした感じになりまして。それを見かねたのか、カメラマンかリポーターが、「もっと水を入れないといけないんですよ」と教えてあげていました。奥様は「あ、そうなの?」てな感じで水を投入。私たちの見慣れたとろとろカレーになりました。
これを見てみて、初めて「あ、そうか。作り方知らないんだ」と思ったわけです。
夏休みに近くの児童会館で「こどもクッキング」という催しをやっていたのですが、メニューは当然のようにカレーでした。キャンプに行くったって、わりに普通にカレーは作るし、「とりあえずこれは出来るだろ」的な基本中の基本メニューと考えられているのが、カレーだと思うのですが、それが日本限定のメニューだということを、今更ながらに理解した次第です。
いや、本当に日本人ていろんなものを(家庭食としても、それ以外でも)食べているよねぇ。


ですからまあ、オチといたしましてはですね。


慎一郎*1もカレーぐらいは作れるだろうから、まあ、楊海さんにカレー作ってやれ、と。


そういうことでした。
お粗末。

*1:ところがこの人が家庭科の調理実習でも「伊角君はいいからお皿洗っててね」と、もっぱら流し場に立たされていたような気がするというのは、一応置いておく。