key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

『犬ヶ島』

日本のメガ崎市と言うところを舞台にしたストップモーションアニメ。劇場公開当時、見に行こうかどうしようか迷っているうちに公開終了してしまった。
これは吹き替えと字幕(とはいえ、一部日本語)で計2回見ました。いや、たぶん、もうちょっと見ている。
主人公の声をあてているのは、日系の在米?の男の子らしく、ちょっと拙い日本語なので、あまり聞き取りやすくはない。あと、全体にユーモアはあるのにムードは暗く、感情表現とかが微妙なところがあるので、全然のれない人がいそうな映画でした。でも不思議な魅力というか、引きつけるものがある。
政治討論会的な場面が数回ある中で、自分と異なる意見の人たちが出て来たときに「リスペクト」と言って、意見を表明する機会を与えるところが面白い。妙な礼儀正しさ。
ハッピーエンドだけど、謎は多くて、すっきりしない人も多そう。
嫌いになれない映画です。