key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

そこはかとなく寂しくなった日

現実で趣味の合うひと、というのにあまりお目にかかったことがないので、いまも周囲と趣味のことについて語り合うという機会もない日々をすごしています。改めて考えてみると大変寂しいんですけど、普段はあんまりそんなことを考えることもなく。あちこち検索とかすると、自分の好きなものを取り上げている人は見つかるので。そのせいかもしれないけど。
ただ、昨日CDを借りたくて訪れた某Gでもって、自分の探していたCDがことごとく見つからないという事態を迎え、「ああ、こんなに世間のニーズとずれているのか……」とがっくりきてしまった。
見つけられたのは↓くらい。

(WHAT IS THE)LOVE&POP?

(WHAT IS THE)LOVE&POP?

実はメインに探していたのは、トライセラトップスのオリジナルアルバムいろいろでした。新しいものでも古いものでもよかったんだけど、オリジナルは一枚もなく、ライブとベストのみ。……もう持ってるんじゃよ。
あと、サカナクションRAMRIDERを通して聞いてみたかったので、隅から隅まで探してみたけど無かった。一枚も。探索中に店内ではサカナクションかかっていたのに、「それなのに店に一枚もないなんて!」と、理不尽な怒りもちょっとわいたりした。
itmsをのぞけばどっちも30秒ずつくらいの試聴できるんだが、試聴じゃなくてがっつり通して聞いてみたかったんだよね。もう買うしかないのかも知れないな。と、しょんぼりしながら店をあとにした。


ここ一週間ぐらいはトライセラトップスばかり聞いている。朝も晩も。今日は、「なんでいまいち地味な存在なんだろうか」と考えてしまった。あと、歌詞を聴きながら、「和田唱は甘えたさんだなぁ」と思ったり。
バンドの音はかなりしっかりしていると思うし、音量も充分。楽器やってるそこら辺の若者に聞かせたい気になるくらい。CD並の音を、きちんとライブで鳴らせてるよ。しかも3人で。いろいろパターンも豊富に持ってるし。
好き嫌いが別れるとすれば、ヴォーカルの声質と甘えた歌詞だろうか。やはり。
でもほんとにもっと売れて欲しいなぁ。
いま正直なところ、小沢健二のチケットと、トライセラトップスのチケット、どっちを取りに行こうかかなり真剣に迷ってます。*1

トライセラって、どんなの?」と思った人は、熱帯密林商店でも、itmsでも試聴できるので、聞いてみて下さい。
是非。

*1:ていうか、こんな感じで傾向がばらばらだからなかなか他人と趣味が合わないんである。