あなたのいない世界で

PIZZICATO FIVE

ちょっと気持ちが沈んでいるときには、この辺がいい感じ。
ipodに入れて聞いてみたら、弦が多くてクリアで明るめの音作りがされていると思った。
その明るい曲調に深刻めの歌詞。淡淡とした歌声。『野いちご』とかもなんだか意味深な曲に聞こえる。
『あなたのいない世界で』は野宮さんと窪田くん（？たぶん）のデュエット。二人の歌声がはきはきしているのとは対照的に、ヘヴィな歌詞。つい歌詞を真剣に聴いてしまい、その背景を想像してしまう。
ピチカートはわりに一般的に知られているのが「ハッピー」で「キャッチー」な曲が多いし、小西さんの仕事自体も、なんとなく明るめのものが表に出がちだけど、もしかするとそれとは対照的な暗い歌詞の曲の方が実は本来の姿なんじゃないかという気もする。ていうか、私がそっちの方が好きなだけか。