key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

いろいろと追いかけられるように過ごしているうちに連休も終了。今週から忙しくなるなーと思ってはいたけど、今日再来週のスケジュールのことで、担当者が私と顔を合わせるなり笑顔で「ごめん」と言った。休憩無しはさすがに辛いよ……。働くけども。

仕事ばっかりしている中ですが、寝る前とかに主にPIXIVで気晴らしはしています。その中で、「え?これ、なに?すごいね」と思ったもののことを書きます。

・正しく科学の力でヴィクトルと勝生に子供が出来た話。
 万能細胞を利用していた。すごい。しかもものすごく段取り踏んでいる。その話の積み重ね方も上手かった。
 代理母で男の子と女の子が生まれ、その続編で子育て中に勝生がぷつっと切れて逃亡したのは、子育て経験のある腐の人たちの共感を得ていた。私も「あるある」と思いました。
 まあ、二次では勝生はよく逃亡するって言うか、私の出会った逃走ネタの八割は勝生の逃亡で、ヴィクトルの逃亡はほんとに珍しい。私は一本しか知らないなー。山ほど読んでいるわけじゃないけど。

・勝生とヴィクトルがすっきりさっぱり別れる話。
 これは最近読んだばっかりなんだけど、「勇気あるな!」と思いました。
 会話劇みたいになってるんだけど、お互いに相手にうんざりしていて、絶対より戻さないな、と思ったので、読みながら心中で力ない笑いを発しました。しかも二人の言い分がそれぞれ「わかる」「すごくわかる」
 だいたい、勝生が「別れる」って決意して逃亡するんだけど、ヴィクトルは追っかけていって、よりは戻るんだよね。
 好きな人たちが別れる話はあまり喜ばれないからな……。
 この間も、ものすごい別れの気配濃厚な話で、「まさか」と思いながら最後まで読んだら、最後の最後でやっぱりより戻った。ヴィクトルは勝生の”catcher in the rye”だよな。

・引退後の勝生がコンテンポラリーダンサー
 だいたい、引退後の話になると、勝生はコーチか振り付けをしていることが多いんだけど、これは新しい視点で、しかも個人的にはとても納得の進路でした。ただし、この勝生はヴィクトルとは別れていて、ダンサーの恋人がいる設定なんだよね。ヴィクトルも勝生も実は未練ありありっぽい話だったので、いずれよりは戻して欲しいなー。続き読みたいなーと思っています。