今日はお休みいただいているんですが、朝突然思い立って『ハゲタカ』見てきました。朝一の回で、客は10人くらいだった。上映時間は二時間半くらいありましたが、飽きずに見られました。
実はテレビ版未見で、GWにやってた総集編みたいのも見逃していたので、大変悔しくて。で、映画は是非見たいと思っていたのです。
そんなんで、ほとんど知識もなく唐突に見に行ったのですが、それで別にわからない話ではないんだけど、たぶんこれはテレビを見ていた方が面白いだろうなぁとは思いました。大森南朋と松田龍平の関係とか。柴田恭兵や栗山千明との関係も含めて。また鷲津(大森南朋)のサポートをしている嶋田久作と志賀廣太郎も大変いい感じ。志賀さんはどことなく前首相みたいな風貌なんだけど、大変物腰柔らかなところが好き。執事系というか。
ファンドによる企業買収とか、お金のやりとりの話なわけで、今回は事実上市場から引退状態だった鷲津が柴田恭兵に引っ張り出され、昔アメリカのファンドで一緒に働いていた、そしてその頃はぺーぺーだった劉(玉鉄)が中国の資金を持ってそれに敵対するということのようなんだけど、中国の巨大な資金力に負けそうになった鷲津がどうやって逆襲をしていくのかと言うところが大変興味深いところでした。
ちょっと腐った見方をすると、みんな鷲津が好きで、特に映画では劉(玉鉄)が鷲津のことを好きすぎだと思いました。鷲津に「お前は誰なんだ」と言われただけで、どうしてあんなに動揺してんの?もう完全に涙目だったし。それときっと最後にはああなると思って見ていはしましたが、鷲津に電話かけてくるとか、どうなのか。いいけど。昔(アメリカのファンドで働いている頃)の前髪下りてるのとかも含めて、いろいろいちいちかわいいな、と。
DVD出てるみたいなんで、やっぱりレンタルでドラマも見たいと思いました。