key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

緒方氏の晩年

文章を書いているときには、キャラクターのあれこれをいろいろ切れ切れに考え続けているので、馬鹿なことばかり思い浮かぶ。


緒方先生は、50を過ぎるくらいまではマンション住まいをするだろうが、60を越えたくらいに中古(これも「ちゅうぶる」とあえて読みたい。どうでもいいことだが)の日本家屋を買って、晩年はそこに住まいするんじゃないか。というか、そういう風だといいな。そんで、対局には和服で出てくるようになる。基本的に恰幅がよろしくないので(そして年を追う毎にやせていく)、着こなしには難があるが、胴回りにタオルをまいてでも着る。
なんでか。そりゃ名人が着物着ていたから。
小さい頃の思い出とかあこがれとか何時までも持っていたりする。そういうけっこうしつこい人である。

「遠い星」の緒方先生は70すれすれくらいでなくなって、未亡人が一人住まいの緒方の家に、伊角が線香あげに行くとか、……最近はそういうことを時々考えています。