key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

とんだ801

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

出張に出た際、帰りの飛行機で読むものが無くなったので、羽田B1にある書店で買いました。飛行機乗っている間に読み終えました。
これがとんだ801でした。
別になにかいたしたりしているわけではないですけど、801なんですよ。そういう匂いがした。世話焼き×変人(無能系)

まほろ駅前多田便利軒 プレミアム・エディション(2枚組) [DVD]

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残念ながら、↑は私のストライクゾーンど真ん中、というわけではなかったんです。でも映画になっているのは知っていたので、itunesでレンタルしてみました。
例によって、映画は短いので、多少のエピソードを削っているわけですが、淡淡と楽しい映画に仕上がってます。ちなみに横中バスは、前回の出張の時に、私が乗り損ねたバスなので、なんか変な親近感(?)沸きました。
行天に関してはもの凄いはまり役だと思います。そして走り方が変。L走りみたい。そしてその変な走りに追いつけないストーカー山崎(柄本祐)。
小説でもこっぱずかしかった、多田の一人語りは、映画になっても、こっぱずかしかったです。そしてやっぱり映画もとんだ801であった。

どちらにしても上手く雰囲気を伝えられないのですが、微妙な、ぬるい、ゆるい関係。榎田尤利作の魚住シリーズの前半(魚住と久留米が出来上がる前)あたりの雰囲気に似ているような気がしました。