key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

『空気人形』を見てきました。

今日はぽっかりと仕事がなくなったので、リフレッシュ休暇とか言うのを取ってみた。
で、『南極料理人』と迷った挙げ句に『空気人形』を見に行くことに。明日までだったので。
知らんかったけど、今日はレディースディだったらしい。
空気を吹き込まれてふくらむ女の子人形*1が主人公の映画なのに、客は女性ばかりだったというのが、なんだかおかしな気分だった。レディースディだと言うこともあったし、平日朝の第1回目だと言うこともあったのだろう。シネコンの中でも小さい方の部屋だったが、後ろの方を中心に、20人くらいいただろうか。
私は東京の人ではないので、どこで撮影されていたのかわからないけど、見ていて切なくなるような古い町並みで、寂しい暮らしをしている人達がたくさん出てくる映画だった。
映画の筋を詳しく書くわけにはいかないが、ARATAと抱き合うシーンと、ラスト近くのハッピーバースディのシーンが印象に残った。あと、吉野弘の『生命は』という詩が、この映画のなかでキィのようなものとして使われている。『生命は』は久しぶりだった。私はああいうのは、ちょっとこそばゆいんだよね。ストレートで。
主役の人形を演じているペ・ドゥナがとにかくかわいらしい。そしてプロポーションの良さに見とれる。足が長い!細い!へそに空気穴がある!(←これは今回だけです)


あの、板尾創路が空気人形を相手にいろいろしていたりとか、メイドのスカートの下画像をみて男の子がどうこうしているところとか、ビデオ屋の店長が鬱憤晴らしみたいにして店のトイレで空気人形使うとか、そう言うのがあるので、誰にでも勧めないんですが、そう言うところがあってもやな思いしないで見られそう、という人には勧めたいです。

*1:何に使うのかは敢えて書かない