key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

堤真一ウィーク終了

今日は、↑を見ました。好きな人がたくさん出ていた。そして今回堀部圭亮率が高かったこと(三分の二)にも気付いた。
「こんな話だったっけ?」と思いながら見ていましたが、これはこれでなかなか楽しい映画でした。黒木瞳を放りだして京極堂と関口くんがじゃれていたりした。姑獲鳥の夏とはずいぶん印象違ったなぁ。最後に東京事変の曲がかかったりするからかも知れないけど、なんだか妙にポップな印象が残る。あまり深刻ではない。これは好き嫌いが別れるのかも。

キャストはだいたい前作から引き続きのメンバーだけれども、関口くんは椎名桔平に変更。永瀬正敏は病気であったらしい。イメージとしては、永瀬正敏の方がらしいなぁ。阿部・堤・椎名の三人でじゃれじゃれしているのを見るのも楽しいのだけど。このシリーズはもっと映画化する気があるんだろうかなぁ。
画面的には、おおむね綺麗に出来ていて、いい。とくに衣装がとてもよかったと思った。女学生二人の制服やら何やらとかはじめ、雰囲気があるし、いいものを身につけていると思いました。変な話だけど、衣装見るためにもう一度見てもいいかと思ったりする。

堤真一は『容疑者X』では身体を丸めているからか、福山雅治よりも背が低い映りになっているんだけども*1、この映画ではなにせ京極堂なので、背筋も伸びているし、堂々として「やっぱり大柄な人なんだな」という気がした。祝詞を唱えながら舞う場面があるけども、身のこなしなども綺麗で、見ていて楽しかった。

それにしても最近の映画って、最後のスタッフロールがもの凄く長くて、途中で音楽ががらっと変わってしまうのはなんとかならないだろうか。今回も、ラストのシーンから引っ張ってきた曲だけだったら、また印象が違ったと思うんだけれど。
曲が変わることで興ざめすることもあるし。

あと、これも気付いていなかったんだけど、『クライマーズ・ハイ』と同じ監督さんなのだった。
なんだかどっちも散漫な印象が残るんだけど、これがこの監督さんの持ち味なのだとすれば、もしかしたら、私はあまり相性がよろしくない監督なのかも知れない。なんだろう。どちらも面白くないことはないんだけど、満点ではない。平均点ちょい上くらいな感じです。

*1:踏切で二人で並んでいるシーンが印象深い。「君はいつまでも若々しいな」というところ。