key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

なんだかなぁ。

スピリチュアル関係のE氏が今度道内のA大学で講義を持つことになったという話が少し前にあった。E氏が大学で教鞭、と言うことに加えて、その学部が保健福祉系と言うことで、ニセ科学関連のブログなどでも「これはどうなのか」と問題視されていた。
道内はもともと女子の進路としての看護系の進学が盛んなところで、他府県に比べると難易度も倍率も高いのです*1
新年度はA大の他にB大でも看護系学科を新設する予定で、B大を受験をしてきた人の話を聞くと、やはりかなりの人が集まっていた様子。
A大は経・商系の学部しかなかった大学の筈で、栄養士養成学科の短大を祖とし、保健福祉系学科をこれまでも持ってきたB大に比べると、いろいろ不利な面があるのはわかりますが、ここまでなりふり構わなくても、という気はしました。案の定、おかしな感じで全国的に知られてしまった様子。
E氏は年に数回しか講義をしないとか言うことですが、特講扱いにして単位を発行するのでしょうか。評価はどうするんでしょうね。多忙そうなE氏。テストやレポートを採点する暇はあるのでしょうか。
にしても、いわゆる著名人を呼んで学生を集めるというのはわりに多くの学校で行われてますけども、こういう話を聞くたびに、「お金をかけて育てた学生を雇ってやれよ」と思ってしまいます。年間にかなり多くの人が職を得られず行方知れずになっているとか言う話を聞くと大変切ないですよね。

*1:予備校でも道内で勝負できない生徒は他府県の学校を受験させるように指導しているそうです