key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

眼鏡のおじさんについて

Dr.コトー診療所 (1) (ヤングサンデーコミックス) この間の休みには頭が痛くて伏せっていたのだけど、ただ伏せっているのもつまらなくて、『Dr.コトー診療所』を読み始めた。ら、止まらなくなって、家にあった二十巻までを一気読み。コトー先生の可憐さにまいる。が、実は看護婦に振られたコトー先生の行く末よりも気になったのが、イヤミで無愛想な眼鏡の中年男エバト先生のことだった。
エバト先生は人を罵るときにドイツ語でぶつぶつ言うようなおかしな人。異様に長いもみあげ。眉毛は太く、一時はアル中でどうしようもなくなると言う、乙女の萌えどころの一つもないような人なんだけど、鳴海とエバトの話が面白かったり、コトー先生のところでアル中から復帰するところとかが面白かったりしたこともあって、読み終えてからこのかた、鳴海に診療所を譲って何処かへ消えてしまったエバト先生のことが気になって気になって仕方がない。
そんで、ついでにテレビドラマ編のことも調べてみたわけだが、どうやらテレビドラマにはエバト先生が出演していない模様。「なんてことだ!」「エバト先生がいないDr.コトーなんて、おもしろさ半減だ!」と、ついムカッと来てしまった。おまけにテレビシリーズでは三上と鳴海の役者が別々。「意味無いだろ!」と、またムカッと。
医龍』の軍司と言い、偏屈な眼鏡男にはまるのもいい加減にしておけ、と、自分に言い聞かせておきたい、今日この頃。
ところで、アル中でホームレス時代のエバト先生、何処かで見たことのあるルックスだなぁと思ってはいたのだが、wikipediaを見たところ「モデルはジョン・レノン」とあって何となく納得。確かにね。