key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

思春期男子の頭のなかみ・2

昨日は昼間っから舞台を見に行くことになっていたのだが、その前の仕事がおして、大幅遅刻。半分しか見られなかった。児童・学校関係の劇団はへたれたのばっかりに当たることが多くて、今回もあまり乗り気ではなかったんだけど、まあ見られた。別チームは『GO』で全国巡業中ということで、そっちも気になったかも。
挫折して養護学校に勤務している元水泳選手と、養護学校の生徒の話。問題は最後の場面だった。
才能のある弱視の生徒が、先生の頑張りに心を打たれ、かたくななこころをとかして、自分も大会出場を決める、という感動的な場面である。先生は挫折後現役を退いていたのだけど、この生徒のために現役に復帰し、日本選手権で優勝する、と言う話がその前にあり、ラストでは、その生徒が(目が悪いので)、「先生の身体に触らせてください」と頼む。先生が「いいぞ」と答えると、生徒はおそるおそる手を伸ばし、先生の筋肉を手で感じることで、先生に対する信頼感とか尊敬の念とかを高めるというところで、その後二人はかたくお互いを抱きしめあって、幕。となった。
その後。
会場から出るときにこんな会話が耳に。
「目が覚めたらふたりで抱き合ってたけど、あれ、なに?なんだったの?」
「あ〜。あいつらホモだったって、そういう話」
きみら……。腐女子よりもある意味腐敗してるよ。
ちなみにふたりで抱き合う場面では場内ウヒャウヒャしていた。
まあ、よくある話です。