key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

いいめがねと犬の関係についての考察

神の雫(8) (モーニング KC)
しつこく『神の雫』を読んでいます。
一青さんと、雫くんは実は本当に兄弟じゃないかと思ってます。腹違いの。
一青さんの幼少の思い出にはだいたいお母さんしか出てこなくてですね、セーラちゃんは、お母さんの再婚相手の子供ですから、それまで母子家庭だったんじゃないかと。一青さんは、自分と母親を捨てた神咲氏を憎んでいて、……とか、なんかそんなベタな設定とか。別に一青さんのお母さんは死んだりしてないから、恨むも恨まないもないような気もするが。
おそらく一青さんのおかあさんは神咲氏には内緒で一青さんを産んで、父親についてもなにも言及せずに来たんだけど、一青さんは母親の何かをある日こっそり見てしまって、神咲氏が父親であることを知り……一人実子におさまって英才教育されてきた雫にも複雑な心境を抱き……てな設定希望(笑)。神咲氏が死ぬ一週間前に一青さんを養子にしたというのは、一青さんの口から昔の恋人である一青さんの母親の話を聞き、彼が自分の子だと確信した上でのことじゃないのかなぁ。セーラちゃんが二人の話を聞いて「似てる」判定をする辺り、そういう設定を匂わせている気がするよ。
それにしても一青さんは本当にすがすがしいくらいの上昇志向というか。そして雫はわんこだ。愛くるしい。
しかし、今月末に出る新刊が11巻であるにもかかわらず、十二使徒神の雫あわせて全13本のうち、まだ3本目までしか話が進んでいない。(しかも、3本目は一度仕切り直しになることがもうすでに分かっている)このペースで行くと大変な長期連載になるわけだけども、ほんとにそんなに長く連載続けるつもりなんだろうか。オチの付け方が気になる。