やっと出た。
話は一巻の最後を受けて、家光の時代から。
この話については、何か書いておかなければと思いはしたけれど、あまりいい言葉が思いつかない。
お万の大奥入りに関しては、確かテレビドラマシリーズのでもやっていたのを思い出した。一応日本史は正しく履修修得したけど、受験では選択しなかったので、細かいこととかよくわかんない*1。だから筋運びに関してどうこう言及できないんだが、いろいろ上手く使っているな、と、思った。「陳腐」「よくありそうな」という人もいるだろうけども、面白く読ませてもらったし、重く、つらい気持ちにもなった。よしながふみはこれからもっと多くの人に読まれるようになるのだろうか。そうなって欲しいと思う。もっと上手くもなって欲しい。
それにしても赤面疱瘡って、すごく怖い。絵に描かれたのを思い出しただけで、ちょっとぞっとする。こんな病気が本当にはやったらどうしよう。うう。怖い。
おそらく今後も年一冊のペースで刊行されるんだろうが、先を楽しみにしていたいと思う。
*1:それが仕事に関わるなどとは高校生当時には全く思っていなかった。