key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

診療科ジプシー

昨日常備薬が切れたので、病院へ行ったら、「(診療科の曜日構成が変わったので)今度から別の日に来て下さい」とやんわり。もともと循環器で診療を受けていたら、「呼吸器に行ってくれ」と言われて、呼吸器に変わったのだけど、呼吸器は月2回先着順のため、なかなか通院できない。この日も本当は消化器科オンリーの診療日だった。そのあたりの事情を、その日の外来担当の先生に話したところ、「じゃあ、僕の日に来る?担当になってあげようか」と言われる。本当に、対応する人によっていろいろ話が変わるもんだなぁと思った。
結局、その先生の担当に変更することになる。結局「循環器→呼吸器→(消化器)→循環器」というルートを辿った。診療科ジプシーである。
先日の新聞にもあったのだが、新人研修制度のせいで、医局に所属する若手医師がいなくなっており、地方の病院は、診療ができなくなっているという傾向があるらしい。地方にいる病人は本当にどうしたらいいのかと思う。病院を選びたくても選ぶ余地などないのである。診療時間も治療の方法も医師も選ぶことなどできない。やりきれない思いになる。