いまさらの『黄金の風』
ジョジョの奇妙な冒険 30 Part5 黄金の風 1 (集英社文庫(コミック版))
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/03/18
- メディア: 文庫
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なにがいいのかと言われると説明に困るんだが、とりあえずブチャラティが気に入ったのだった。多分、主人公のジョルノ・ジョバァーナよりもブチャラティが好きだった。ジョジョは他のシリーズもそうなんだけど、中盤何となくだれるというか、読むのがかったるくなってしまう事がある。それとあのラストはどうなのか、という気もしないでもない。そうなんだけど、続きが読みたくて仕方がなくなってしまったんだよね。
あとがきによると、この話を書いている時に作者はいろいろ思うところがあり、随分悩んでいたらしい。その辺を反映しているのかどうか、主人公以下、家庭環境に恵まれず、不幸な生い立ちの少年が当然の成り行きのようにしてギャングになっているんだけど、人間として正しいと信じる事を貫くために許せない敵と戦う、と言うような話。それまでのジョジョがジョースター家の系列だったのに、この話の主人公は以前の敵であるディオの子ども、というのも興味深かった。その他にも、以前のシリーズの登場人物が何人か絡んでくるんだけど。
ちなみに上の本の画像の少年が主人公のジョルノ・ジョバァーナ。日本人とイタリア人のハーフで日本名は汐華初流乃(しおばなはるの)個人的にはこんな風に髪の毛くるくるになる前の方が好みのルックスでした。
いや、もう根っから黒ベタ髪が好きで。orz