key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

最後の運動会

 おでんくんが6年生なので、今日は、我が家にとって最後の運動会でした。
 昨日が場所取りの日でして、毎度毎度ながら、平日の勤務時間中のスタート*1に「しんどいなー」と思いつつ出かけ、ペグ打ちをし、テープで仕切ったあと、渡された番号札をこれまたペグで固定しながら、6年某組某と書き込みをしながら「もう六年生か」と思って、しみじみしてしまった。
 私なんかは私的な事情で、たいした貢献も出来ないわけだけど、それでも多くの人がなにがしか働いている昨今の状況で、職場に理解を求めながら、PTA活動に参加するというのは、やっぱ大変だな、と思った次第。今日校舎内に張られていたPTAの活動PRポスター見ても、だいたい”活動日は平日昼間です”としっかり書かれていて、結局そう言う時間のやりくりが出来ないひとは、いろいろ入りにくいですよ。私事を仕事に持ち込むことを嫌がる職場とか、理解されにくい職場ってあるしね。私なんかも実際、昨日は早めに有休申請していたんですが、突然の来客に対応しなければならなくなって、結局座席とりの指定時間*2にはぎりぎり退勤だったんで、はらはらしました。他の地区の学校のPの話なんかを聞くと、運動会の場所取りに関しては、うちのところみたいに手間をとらないでやっているところもあるみたいだし、たぶんやりようはあると思うんですよね。
 そんな風にいろいろな形態で両親が勤務している家庭が多くなる中でも、小学校は「一家庭一役」でやっているところが未だに多いのではないかなぁ。まあ、保育所とか幼稚園なんかでもそうでしたが。そんでPTA活動とか、学校行事へのPの参加って、学校があがるに従って、盛り下がっていくような気もするのは*3、その辺のしんどさ経験もあるんじゃないかなーと思ったりはしますね。
 要するに、高度成長期につくられたであろう、このPTA活動のあり方って、もう転換しなければならないのではないかなぁと、このところは、特にそう思ったりします。札幌は片親家庭率も結構なものだし、二人で回すこともしんどいものを、一人で回すのはどんなにしんどいか。だからといって学校側だけでいろいろやると言うのも、いろいろ無理なことですが。


 とりあえず、本日は晴天で、無事終了。おでんくんの好きなものばかりお弁当にしたので、本人も喜んでいたようだった。紅白勝負には負けたが。
 金子さん在校時から数えると、11回ほどの運動会があったわけだが、おでんくん学校の運動会のお楽しみは、競技中の洒落の効いたBGMであった。のだけど、それも二年くらい前に担当の先生が転勤されたのか、遊び心のない普通のBGMとなってしまった。寂しい限りである。

*1:これも、毎度毎度アンケートに記入してみたが、結局方法は変わらなかったなー。要するに大半の人にはたいした問題ではなかったんだろう。

*2:前日に座席とりの時間を指定されている。これは前日じゃないとわからないようになっているんだけど、これもどうなの?みんなそんなに簡単に時間の都合つくの?

*3:とりあえず、参観日の参加人数は激減するわ。うちの校区は区内でも教育熱心なところらしいので、中学校は、まだ結構たくさん来る方かも知れないけど。