key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

シルバーウィーク日記

三連休は静かに過ごしていました。

以前は毎月読んでいた雑誌だったけど、最近はご無沙汰していたので、発売日がいつなのかもよく把握せずに連休中探してしまったが、結局地方入荷は連休後だったのだった。無事購入しました。早く読みたいんだけどなー。これから繁忙期。三連休中になんとか録画分を消化した。
人物が覚えにくいのはなぜなんだろうか。一気に大量の人物が入れ替わり立ち替わりでめまぐるしい気がするからか。それとも服装で見分けがつきにくいからか。『陳情令』ってその辺すごくわかりやすかった気がする。はっきり色分けされたから。あと、名前のついている人がかなり少なかったのでは。
一つの宝、というか、みんなが欲しがるモノを巡って、いくつかの組織が対立して、と、書き出してしまうと、よくある設定で、『陳情令』もそのパターンに落とし込まれていたわけだけど、『山河令』はそのそれぞれの同盟の中にいくつかの団体があり、それらの代表的な人が何人か登場し、更にいくつかある悪っぽい団体の十人衆とか四天王的なやつとかがさっと出てくるため、見ながら、「この人どこのひとだったっけ?」と考えることがしばしばあった。悪者ははっきり怪しい格好をしているので、むしろわかりやすく、主人公が弟子にするある組織の生き残り少年を取り巻く人たちがめちゃくちゃたくさんいるので、そっちの方が本当に関係性を頭に入れるのに時間がかかる。そしてその中に二面性を持っていろんなところに顔を出したりする人もいたりするので、(それも何人かいる)それも混乱しそうな要素かも……。
画面は非常にカラフルな印象で、戦闘の場面は群舞的な動きもあり、とてもきれいだし、派手な演出もある。ゾンビっぽいミイラが登場するが、『陳情令』より動きはいいのでは。美術もよく、主人公の一人はお金もあるのでわりに頻繁に着替えもして、それもまたそれぞれいい感じ。特になにが解決したというわけでもなく、長い物語の一部の事件が終わっただけなんだけど、「いいシリーズだったな」と思ってしまった。とてもよくまとまっていたと思いました。エンディングがよくて、一話からまた見返したくなるし、「この先どうなるんだろう」って思わせられる。アニメを作った人たちの作品に対する愛情をとても感じた。