key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

さっき、abemaで第9滑走見てきた。
以前物語の構成について考えていて、「そろそろ転で、すごいはらはらさせられそうだな」と思ってはいたけど、実際見てしまうと、ちょっと気持ちが落ちる……。どういう風に終わるのか、気になるなー。

ヴィクトル、勇利をロシアに連れて行ってくれたりしないかな……。リンクメイトになればいいのに。とか思う。

ヴィクトルの内面って、よく見えないので(見えなくてもいい人といえばそうだが)、なんであんなに勇利にべたべたするのかずっと疑問を感じていたんだけど、ヴィクトルって27歳児とも一部でいわれているように、非常に子供っぽいところがあって、たぶんコーチのヤコフとはノービスの頃からの付き合いで、今回のユリオみたいに、ヤコフと一緒に住んでいたこともあったんだろうし、ずっと甘えてきたんだろうなあと思う。やたら一緒に寝たがるのもそうなんじゃないか。今回も「困ったときはハグすれば助けてくれる」とか言ってたし。そんで妙に色っぽく迫ってきたりするのはたぶん女の子と仲良くなるときのやり方。その二つしか知らないんじゃないか。人間関係のパターンをあまり知らない。
 基本的に他人には関心がなくて、愛想を振りまいていればみんな喜ぶから、にこにこしているけど、大概の人に対しては顔も名前も大して覚えちゃいないし、約束もその場限りで忘れる。相手にとっては大事な約束でも、ヴィクトルはその場しのぎだから忘れちゃって、それが原因でたぶん振られて、でもすぐにまた違う女の子と付き合うことになって……って、そんなことを繰り返してきたのかな。祖国の英雄で世界一モテるとか言われていて、自分から求めて誰かのところへ行くなんて言うこともそんなになかったろうから、勇利に対するアプローチをどうするか考えたときに、ヤコフが自分にしてくれたことと、女の子と付き合うときにしたことしか思いつけない。そんな感じかね?第6滑走でヴィクトルが勇利にどう接していいかわからなくなったときに「こんな時コーチはどうしたらいいのか、ヤコフに聞いておけばよかった」と考える場面があったけど、自分には経験がない気持ちだから、ヤコフに何かされたこともないし、わかんないんだよな。
 第一滑走も何回も見たんだけど、大会後に勇利を自分と一緒に出場していた選手だと認識していないような感もあるヴィクトルが「写真?いいよ」っていうと、勇利が踵を返して立ち去るわけだけど、そのときの顔とかちょっと思うことありげで、もしかしたらそのときに初めて勇利に関心持ったのかも知れないと思った。まあそのときのことはいつものように忘れたかも知れないけど、勇利の動画見て、気になったら相手のことを多少調べたりするでしょう。そうしたら、当然、自分と一緒にGPFに出てたこととかもすぐわかるはず。空港で、みんなとは違う反応をした勇利のことも、そこで思い出したかも知れない。

今日はここまで。