key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

『ユーリ!!! on Ice』を見ています。

もう、ほんとに毎週楽しみでならなくて、私は基本的にBS朝日での視聴者なんだけど、一週空けられたのがほんと辛くて、録画したのをどうかしてんじゃないかと思うくらい繰り返してみたり、見たさがこうじてAbemaダウンロードしたりしてた。
もうほんとに一話の出来は「え?これなに?」って思うくらい作画よくて、「無料だし、みんな見てよ!!」と強く言いたい気持ちで、何度もリピートしていた。あれは本当に素晴らしい。テレ朝はあれをゴールデンタイムとか休日早朝でも良いので、もっとよい時間帯で流すべき。せっかくスケートのシーズンなのに。深夜のかなり深い時間帯での放送で、地上波ネットも相当少ないみたいなので、本当に残念。
スケーティングの場面はモーションキャプチャ使ってんのかなーと最初思ってたけど、どうやら違うらしい。ここ何回かのスケーティングの作画は正直いただけないところもあったわけだけど、一話はもう完璧だよ。でもオール手書きならあれが相当大変と言うこともわかるよ!

見終わってから、登場人物のことをすごく考えさせられるんだよね。
今日はヴィクトルのことを考えてしまった。ヴィクトルって、最初からあんなんだったのかな。大変にわがままで勝手だとコーチには言われてたけど、なんか過去にやっぱりものすごい葛藤とかあって、それを乗り越えてきてるような気もする。
あと、この話は単純に日本人の地味なスケーターが、あこがれの人に見いだされて、才能を発揮するって言う話ではなくて、勝生勇利はもうすでに日本を代表する選手としてグランプリファイナルに出場した実績もあるし、彼をわりと熱烈に慕ってくれている後輩も存在していて、実は全然駄目な人ではないし、周囲からはそれなりに評価もされているというのが、なんだか珍しいというか。5話の南くんの「勇利くんに黒歴史なんかない。そんな風に言わないでください」っていうのが、ファンからしたら、まあそうですよね、と。そういう風にところどころはっとさせられるところがある。