『怒り』を見たよ
- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/01/21
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (26件) を見る
『怒り』
旦那とは絶対一緒には行けない映画。
容疑者とおぼしき男が三人おり、それぞればらばらな場所にいるわけだけど、その三者の話が入れ替わりながら話が進行してゆく。一部場面が移り変わるのに、前の場面の登場人物のモノローグが被さるところがあり、話をわかりにくくしている、と言えばそうなのかも。私は別にわかりにくいとは思わなかった。
やるせない話。
叫ぶ広瀬すず。号泣する宮崎あおい。瞬きしない高畑充希。内向的な表情の綾野剛。松山ケンイチのつんとした唇。森山未來の不穏な雰囲気。いろいろ印象に残るところはあるけど、新人らしい、沖縄の男の子がすごく印象に残ったな。
パンフレット買いたくなる映画だった。
いまそんなにコンディションよくないので、けっこう来るかな、と思ってたけど、そうでもなかった。
とりあえず原作を読もうと思った。