『昭和元禄落語心中』
- 作者: 雲田はるこ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: Kindle版
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この漫画非常に評判がいいのは知っていたのですが、何となくいままで読むの禁じていて。
たぶん読み出したらすぐ夢中になりそうだなー、ていうのと、評判いいので、いつでも買えるな、っていうのと。
あと、雲田さんの絵が正直そんなに得意じゃなかったので、すぐに買えなくなりそうなのをこれまで優先してきたのですが、
ちょっと気が向いてこの週末読み出したら、やっぱ面白かったよ……。
辛気くさいのと元気なのの組み合わせで、私は辛気くさい方がすきなので、やっぱ八雲師匠をひいきにしちゃう。
辛気くさくて不器用。いいよなー。
雲田さんの絵は古い、とよく言われているようだけど、別に古いとは思わない。
画面構成のせいかもしれないけど。
あのー。これを言うと、ちょっと異論多いかも知れないけど、
オノナツメさんの絵と印象が似ている気がする。
線の質は全然違うわけだけど、人物のなんというか、立ち姿とかのしなやかな感じとか。
初期の橋本多佳子さんからちょっと芯を抜いた感じというか。
弾力があるというか。
独特のふにゃっとした感じがありますよねぇ。