『博士と彼女のセオリー』

　先日、3時間くらいぽかんと時間が空いて、人と待ち合わせることになったので、突然映画を見ることにした。時間とかいろいろ条件に合ったのがこれだったので、簡単なあらすじしか知らないで入ったんだけど、主人公もヒロインも綺麗で、可愛くて、イギリスが満喫できる映画だった。ただし、話の内容は単純なようで単純ではないので何とも言えない。途中で見える奥さんのうんざり加減というか、倦怠ぶりはよくわかる。そして博士の渾身のジョークがすれすれな感じでな。これも一つの愛、という感じ。
　ちょっと気になったのが、落ちたペン（というか、ペンが床に落ち、それをものすごく気にしている）の描写、と言うのが何度かあった気がするんだけども、あれがきちんと飲み込めないで終わってしまったのが残念。もうちょっと考えたかった。