『まほろ駅前番外地』

まほろ駅前番外地 (文春文庫)

今日読了。
後ろの二編がよかった。映画館の話はちょっとだれた。かな。
”番外地”ということなので、番外編で、まほろのキャラがいちいち好きな人にはうれしい一冊だろうと思う。
これが今月からドラマ化されると言うことなのですが……みるつもりですよ。

しをんさんは大変上手な書き手なんだと思うけれど、『舟を編む』にしても、語り口をほのぼのとさせているところが、私には取っつきにくくて仕方がない。もっとぎりぎりな感じでソリッドに話を書くことも出来るんじゃないかと勝手に思うのだけど。もしかすると、私の手にしているものが、たまたまほのぼのしているのかもしれないよね。