講談社文庫の栞の件
- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/04/14
- メディア: 文庫
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久々に読んで思ったのだが、京極夏彦の文章は、私にとっては甘ったるい香水のような感じがする。
そこそこ流れに乗ってしまえば面白く読み続けられるのだけどねー。
ところで講談社文庫というと、これまでは中に谷川俊太郎:訳、和田誠:絵のマザーグースの栞がついていたものだけど、実はこれにはそれがなかった。読みかけて、「さあ栞を挟もう」と思ったらどこにも入ってない。しょうがないので書店でかけてもらった紙カバーの端っこを折り込んだんだけど、ないとなるとなんだか不便なものだと思った次第。
それで思ったのだけど、講談社は文庫に栞をつけるのを全く止めてしまったのだろうか。それとも、偶然私の買った本についていなかっただけなのか。まあ、あのペラい栞を作って挟む手間も相当なものとは思うけれども。