key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

おばあちゃんと孫娘

今日は土曜日なので、午前中は、カーネーションの集中再放送を見ていた。
糸子の長女である優子(新山千春)の次女がヤンキー化していたのだが、それが糸子の所に来て徐々に更生してゆくというのが、先週から今週までとおる筋の一つであった。膝が悪い糸子は階段から転落して骨折してしまうのだが、孫娘がわりにかいがいしくいろんな世話をしてやる。気に入らないやつにぶつけるお手玉運びから、DMの宛名書き、食事の用意、一人一階で寝ている糸子と一緒に一階で寝たり、等。
思えば、このドラマでは”おばあちゃんと孫娘の交流”というのが繰り返されている。

  1. 糸子の祖母(父方は正司照枝、母方は十朱幸代)と糸子
  2. 糸子の母親(麻生祐未)と糸子の娘たち
  3. 糸子と孫娘

糸子は神戸の母親の実家にたびたび出入りし、父から店を奪って父母が外で暮らすようになってしまってからは、父方の祖母と一緒に暮らす。
仕事に夢中で、子どもをほったらかしにしている糸子の代わりに、糸子の娘たちを受容してやるのは麻生祐未
母親とそりが合わずぐれた娘を受け入れるのが糸子。
里香は糸子に「長生きして」とは言わなかったが、糸子や糸子の娘が祖母に対して「長生きして」というような台詞を言うのが、これまででは結構印象に残っていた。
娘と母親というのは、今ひとつそりが合うような合わないような微妙な関係(糸子と母親はけしてそりが合わないわけではなかったが)になるけれど、それを取り持つのがおばあちゃんというか。無条件に受け入れるものと甘えるものの関係というか。そしてばあちゃんは鰯の煮物をつくる(笑)。
この話の中でテーマになるものの一つがここ(祖母と孫娘の関係)にあるのではないかという気がした。

ところで、この糸子の孫娘が安達祐実系の顔なのだけど、大変可愛い子。初登場が茶髪、化粧、スウェットでメンチ切りながらだったのだが、一週間のうちに化粧が落ち、今日の放送では黒髪、前髪ぱっつんのお嬢姿になっていて、ちょっと誰だかわかんなくなりそうなくらい変わっていた。
そしてその姉は珍しいほど平凡な顔であった。
このドラマは大変顔の個性的な人が多いので、ちょっと意外。