『動物のお医者さん』再読

動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)

先日ふとしたことでこのマンガのことを思い出して、数年ぶりに読みたくなったのだけど、引っ越しの時に処分していたので、結局文庫で買い直しすることに。残念なことに、文庫には毎回の表紙が付いていない。
もうおおよそ20年ぐらい前のマンガだと思うんだけど、佐々木さんのマンガって変わらないなぁと思った。
登場人物の服装などに時代が感じられるものの*1内容的には別に古くない。

Heaven?―ご苦楽レストラン (1) (ビッグコミックス)

これもついでに読んだんだけど、これがだいたい十年前。絵柄が少し変わっているくらいで（それもたいした変化ではない）話的にはあまり変わってないような。ハムテルは両親が不在で、おばあさんと暮らしているけど、観くんも確か両親が不在だったような。違うか。テンションの高い両親が、遠くに住んでいるんだったか。感じが似ている。

チャンネルはそのまま! 1―HHTV北海道★テレビ (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

これが一番新しいシリーズだけど、これは『おたんこナース』のパターンなんだよね。
ていうか、『ペパミントスパイ』型なのか。主人公自体が間抜け。
佐々木さんは『動物のお医者さん』の頃から、いつでも本が手に入る感じのマンガ家さんになってしまっているので、実は１しか読んでいない。「いつでもいいや」と思って。
個人的にはこういうのよりは、↑二作のパターンの方（主人公のテンションが低い。巻き込まれ型）が好みなのかも知れないなぁ。

*1:二階堂の靴下がパーソンズの国旗柄とか。ハムテルのシャツの襟にループの刺繍があったり。菱沼さんの服とかも。