key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

なんとなくむずがゆいんです。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版 [DVD]

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版 [DVD]

ちょっと気が向いたので、ふらっとレンタルしてきた。
前の映画を見て以来なので、どこが古くてどこが新しかったのかもよくわからなかったのだけど、あいかわらずなんかむずがゆいアニメなのである。なんでだろう。なんか、恥部*1を見せられているような気もする。
一応TVシリーズも昔全部見通したし、古い映画も全部見通しているんだけど、何度見ても、生々しい感じがするアニメでもある。
見ながら思いついたことを、ちょっと書き出してみよう。

  • あの、使徒って何なんだろう。本当に得体が知れない。あんな得体の知れない敵は、エヴァ以前には見た覚えがないし、その後もそう滅多にお目にかかっていないような気がする。幾何学的な物体であっても最後には盛大に血が飛び散るという……。生物?生物なの?と、見る度に疑問。ネルフの地下に貼り付けになってるのも、最後にカヲルと一緒に出てきたのも、なんだかもの凄く肉感あふれていて、ぴくぴくしていたりするので、ほんと生々しくて困るのである。
  • エヴァエヴァってなに?半メカ?装甲溶けたら肌色の手が剥き出し(しかも爪付き)で、折れた腕も再生するし、歯はむくし、血は出るしさ。と、知ってるくせに新たな気持ちでドキドキした。あんな得体の知れないヒーローもいない。しかも細長い。そして獣っぽい。なのにケーブルが繋がっていて、バッテリー切れをおこしたりもすると言うあたり、画期的だったと思う。充電するヒーロー。その後受け継がれたのだろうか。
  • シンジ。あいかわらず弱虫。すぐいじけるので、めんどくさい。私がミサトなら、「お前はもういいから、さっさと帰れ。もうやらなくていい」とか言いそう。オヤジが救出した綾波を、今度はシンジが同じように救出。「あ、そうだったっけ?」と思った。もうすっかり前のことは忘れていることがよくわかった。最後、綾波の笑顔を見たあとのシンジの顔があまりににやけていてちょっと笑った。
  • どうでもいいこと。綾波に生活技術を教えているのは一体誰なんだろう。綾波は自分で下着とか買いに行くんだろうか。あの綾波が下着売り場でいろいろ吟味しているところを想像するとそれはそれで面白い気がするのだが、もしかするとゲンドウに頼まれて、赤木リツコがいろいろ教えてやったり、買いそろえてやったりしてるんだろうか、と、綾波の部屋に散らばった下着群をみて、いらんことを考えました。しかし、もしそうであれば赤木博士も災難なことだ。

*1:もちろん、他人のではなく自分の