『ファンタジウム』５

ファンタジウム(5) (モーニング KC)

どこか他のサイトで発売されたことを知って、あわてて買いに行った。
水中脱出の巻の完結編と、テレビ番組レギュラーの巻の途中までが載っている。

テレビ番組レギュラーの巻ではクロタレと呼ばれる同じ事務所所属の三人のタレントとテレビ番組をやることになるのだけど、三人のなかでもグラビア崩れの周ちゃんがいたいたしい。
杉本さんのマンガの中でいじめとか暴行とかあると、結構心に痛手があるというか、見ていてしゅんとしてしまうこともあるのだけど、傷つきながらも登場人物はつぶれずに立ち上がるのが救いだと思う。
「性格のいいやつは売れない」ってそれは本当のことかも知れないけど、性格いい人にはやっぱり救われて欲しいので、クロタレ三人衆が次巻でどうなるのか楽しみにしていたい。

地味だし、正直そんなに達者な絵でもなくて、話も地味で不器用だと読む度に思うんだけど、大事に読んでいきたい話であります。