key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

MJのこと

DVDを見ました。

大人になってからのMJにはあまり興味がなかったのですが、改めて見て、「とても細長い人だなー」と思いました。
頭が小さく、手足が長い。肩幅が狭いので、余計細長く見える。いずれ50歳にはとても見えないです。動き的にも。
招待状を送られたという500人からの選りすぐりのダンサーの中から、オーディションで、ハイティーンから30歳くらいまでのダンスが上手く、かつセクシーな人達が更に10人ほどえらばれたそうですが、その中に入って一緒にリハーサルやっていても、際だっている感じがする。リハなので、歌も踊りもかなり余力を残してやっているらしいのですが、それでも「上手いなー」と素直に思ってしまう。
一番印象に残っているのは、ジャクソン5時代の曲を歌うコーナーのリハで、切れ切れに歌っているので「?」と思っていると、演奏を止めて、「耳に拳をねじ込まれているみたいでやりにくい」「音が聞こえない」という。「子どものころから自然な状態で耳で音を拾うように言われているから、最近はこれ(イヤホンみたいな、最近みんなつけてるやつ)を使うとはわかっているんだけど、やりにくい」という話。
ここは他に比べると強めな主張をしているところで、でもこの後に「御免ね。愛しているんだよ」というのね。
他の所でも、他の人に「こうしてほしい」とか「こんな風に」と言った後に「愛してるんだ」と言うことがある。さして強い発言には見えないんだけど、要求を出したことをフォローするみたいにいうので、「この人はよほど他の人に気を遣っているのか。それとも強く言うことで嫌われると思っているのか。暴君と思われると思っているのか」と途中で思いだした。
確かに要求するものはとても高いレベルのもの。
ミュージシャンと音色について話をするところで、「どんな音が欲しいのか、具体的に言って欲しい」と言われると、「最初の、CDの音」とぽろっという。その後で「月光に浸るような」等々のたとえが出てくる。
デュエットする女性ボーカリストにも、ギタリストにも、「君の見せ場」と最高のものを出させようとする。他人を生かすことも考えている。
スタッフに愛されていて、スタッフのことを愛していて、というのはとてもよく伝わってきた。国民に慕われている王子様のようだと思った。王様、というより王子様。まだ成熟しきらない人。
全部見終えて、そんな感じがしてきました。


DVDそのものの画像はるのはちょっと勇気ないので、↓で。

ソングス・オブ・カラード・ラヴ

ソングス・オブ・カラード・ラヴ

女性ボーカリストと男性のトランペッターによるジャズグループのようなのですが、配信限定で『Billie Jean』のカバーをしています。
『Billie Jean』はどうやっても『Billie Jean』なんだなと思わせられるのですが、もちろん原曲とは違った雰囲気で、これはかなりいいと思いました。去年の秋ぐらいからよく聞いてた。