先を越された
- 作者: ピーター・S.ビーグル,Peter S. Beagle,金原瑞人
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2009/07
- メディア: 単行本
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私は未読の本には、その印として紙のブックカバーを掛けておくのだけど、彼女が読んだあとは表紙の端のところがぼろぼろになっていてびっくりした。暑い日だったこともあって、ずっとそこを握って本を読んでいたら、ふやけてぼろぼろになったとか。
最近は、金子さんが私の買ってきたマンガなどを読んでいるところを見かけるようになった。
『ファンタジウム』もそうなのだが、『もやしもん』や『百鬼夜行抄』『おおきく振りかぶって』『さよなら絶望先生』『三月のライオン』等々。『放浪息子』も読んでいる。ああ、『大奥』を部屋に持ち込んでいたのを知って、ちょっと驚いたりもした。もううかつに本を出しておけない。
ところで、上の本は金原瑞人訳のまったく新しいものだということに先日気付いた。
『ファンタジウム』では、ハリーポッターの本を息子のために探しに行ったお父さんが、何軒も本屋を回り、見つけたときにはもう所持金があまりなく*1、ハリーポッターの代わりにこの本を買ってくると言うエピソードが出てくる。
この話に出てくるのはハヤカワFT文庫のほうで、確認してみたら鏡明が翻訳しているのだった。どっちも魅力的に思えて、読み比べてみたくなった。
*1:本を買ってしまうと電車に乗れなくなるということじゃなかったかな。