再読してみた。
- 作者: 門地かおり
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2009/05/30
- メディア: コミック
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あの、主役の二人については置いておいて、この舞台の町とかどうなってんの?というくらい、背景がどんよりしているのはどうしてだ?
というか、主役級の数人をのぞいて、どっか変な人がおおすぎじゃないか?類家先生とか山城とか川和とか。三人もいるよ。
どうやら舞台は類家という家と山城という家が対立している地方都市らしい。過去の乱開発の影響で、街中にも郊外にも空き家が多い状態らしい。そんななかで主役の国斉くんの家は国斉くん自身のように無防備な状態。そんな国斉くんのことをストーキングしている人がどうやらいるらしく、風呂場からのぞいたり、家に忍び込んで乱暴しようとしてみたりするのだけど、たぶんこれは類家先生なんでしょ?断片的な情報からそんな気がするよ。類家先生恐いよ。
前回書いたように門地さんの絵は一見するとかわいらしいんだけど、男の子はみんな男の子っぽい体つきしてて、女装しても男の女装だってわかるくらい微妙な外しが出来てるのと、あと、思い詰めていっちゃってる類家先生みたいな人のやばい雰囲気がもの凄くよく伝わるというのが、面白いなぁと思いました。