昨日の続き
きのうは、はまぞうも結構混んでて、『真夜中の天使』って出てこなかったんだよね。もしかしてもう流通していないとかいうかな。
読みましたよ。当然。友達に借りました。
『グインサーガ』も兄の持っていたのをこっそり読んでましたが、途中で挫折しました。挿絵の人が三人目?二人目?変わってすぐくらいに。
もうちょっと懐かしい話をすると、『紫音と綺羅』っていう、栗本さんと小説道場周辺の書き手さん何人かのリレー小説があったんだけど、栗本さんの所って、やっぱずば抜けて上手いというか、文章が絞まってる気がしたんだよね。でもじゃあ、どうしてあまり栗本さんの小説大好きって言えないのかというと、小説中が彼女のほとばしる情熱みたいなもので満ちている感じがしていたのかな。おさえた文章でも、ここかしこで炎がめらめら燃えているような。読んでいると、その熱さを感じることがあって、その熱に負けてしまったような気がする。
あと、自分の出来ないところはテクとして書かないという人もいるんだろうけど、「テク的にはこうだけど、自分はその通りかけているわけではない」というようなことも道場で書いてあったのには好感持ちました。
(当たり前かも知れないけど、)自分で書いたものに対して、ちゃんと冷静にみているんだな、と思った。
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1982/07
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 作者: 栗本薫,野村史子,森内景生,江森備,吉原理恵子,榊原史保美,岸裕子
- 出版社/メーカー: 光風社出版
- 発売日: 1998/05/01
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (1件) を見る
野村史子さんがリレーに参加しているというのが地味にすごいと思います。ああ、この本処分しちゃったかも。