■

http://www.asahi.com/national/update/0514/TKY200905140386.html
この春には、入学時納入金の用意が出来なくて、大学の入学を辞退した、というはなしがあちこちで聞かれた。もう、かなり悲惨である。中には消費者金融に駆け込んだ人もいたようだ。そして審査は通らず→結局辞退、とか。やはり子供のことを思って、内緒にしていた人もいたようだが、もうどうしようもなくなって、子供に打ち明けた時には、もう卒業後。いまさら進路変更も出来ない状態で、もうこれも悲惨としか言いようがない。
国立も私とかの時代に比べると、何倍にも値上がりしているので、自宅外だと、地元の私学に行くのと同じになっちゃうんだよね。
学生支援機構とか、かなりもらうのも大変になっているようだし、返すのももちろん大変なようだし。返還不要の奨学金が出来るなら、そんなにいいことないと思うけど、それよりも、そもそも高い学費を安くするべきだと思うよ。
あと、「公立高の授業料はこのご時世に安すぎだから*1、もっと値上げするべきだ」とか言っている人は、もう千の風になってください。みんながみんな、子供二人とも私学にやったあなたのようなお金持ちばかりじゃないと言うに。ていうか、あなたの身近にいるでしょう。そのはした金すら払えずに滞納している人が。たくさん。

*1:月額一万円でおつりが来る。