key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

『物書きさんバトン』に答えてみた。

散歩さんからバトンをいただいていたので、気晴らしに答えてみました。


1 何歳頃から小説を書き始めて今何年目ですか?
 書き始めは定かではありませんが、意識して文を書こうと思ったのはたぶん中学2〜3年くらいか。それまで作文は大嫌いでした。その後ブランクもあったので、意識して小説を書いている時間はトータルすると10〜15年くらいじゃないかと思います。

2 創作派? 版権派?
 もともとは創作派。いまの中心は版権ですが、たぶんこの後他の版権作品をやることはないと思います。

3 男性と女性、書きやすいのは?
 ……どうかな。ジャンル(801)的に男性を書くことが多いので、男性なのか。

4 男性向けと女性向け、書きやすいのは?
 あまり意識してはいないが、男性向けはいっこもないとおもうので、女性向けとしておく。

5 短編と長編書きやすいのは?
 長編、なのか。すっきり短くまとめたいのに何故かいつも長くなる

6 一人称(私は)と三人称(は〜、)書きやすいのは?
 三人称。
 私の一人称は人格に口調を合わせきれていない時があると思う。

7 現代と異世界、書きやすいのは?
 現代。
 異世界は設定をつめるのが大変で、挫折したことがある。

8 特別力を入れて描写してしまう部位はありますか?(例:指など)
 その時々によって違うのでなんとも。しかし指とか口元とか背中とか足とかねちねち描写したのは好きだ。

9 苦手だったり苦労するシーンは?
 痛いの嫌いなので暴力。あと、登場人物を心理的に追いつめるようなのが苦手。いじめとか。

10 アナログ派? デジタル派?
 ほぼデジタル。アナログはいまはプロット詰めるときくらい。

11 下書きはどこから書き始めますか?
 基本思いついたところから。断片的な文章をたくさんファイルにしておいて、切り貼りすることはある。頭から思いついたときには頭から。

12 自覚している書き癖は?
 固有名の主語での文章のあとに、主語を代名詞(「彼」「彼女」など)で置いて、文章を続けること。でもこれは、ある方に指摘を受けるまでまったく自覚していませんでした。
 自分のことについては全く分析とか考察とかしないので、むしろ一歩進んで教えていただきたいです。私の書き癖。

13 構成をまとめる特徴やコツは?
 そんなことは全く深く考えたことがなく……。広げた風呂敷をなるべくきちんとたたもうとしか。上手くたためないと予想されるような風呂敷の広げ方はしないようにしているかも。冒険してないですね。

14 清書時の特徴やコツは?
 無駄な細か過ぎる描写を削り、心理描写はなるべく細かにふくらませる方向で。文章自体はなるべくすっきりさっぱりとしたいと思っています。

15 仕上がりまでの時間はどれくらい?
 ものによるけども、けして手の早いほうではないので、日替わり程度の短いものでも2〜4時間くらいかかってると思います。

16 BGMは必要? 必要なら何を聴きますか?
 あった方が構想時ははかどる気がします。聞くものはいろいろです。時々日記に書いてあるヘヴィローテーションのものが、大体その時の構想時のBGMです。
 書くときにはあってもなくてもいいです。集中すると聞こえないから。

17 小説を書く時のスタイルは?
 いまは机に向かってます。机上にノートPCと飲み物があることが多いです。

18 書き始めるまでにどれくらい悩みますか?
 その時々で違いますが、もうずっと何年も悩んでいて、そのうち忘れて、あるときふっと思い出してまた悩むと言うことを繰り返しているものも実はあります。
 道が開けたら早いような気がしますけど。一発ネタは全く悩みません。すぐ消費する。

19 何か食べながら書きますか?
 食べるときもありますが、17に書いたように、飲み物を手元に置いていることの方が多いです。飲み物は冷たいウーロン茶がほとんど。

20 小説を書くために愛用している用具等あったら教えて下さい。
 ノートPC。Windowsに移行してからはダイナブックを愛用しています。いま三代目です。バックアップはUSBメモリが中心。古いものはMOとCDに入ってます。

21 好きな色、よく使う色は?
 これもその時々で違うのでなんとも……。意識したことがない。
 薄暮時の空の色とか、日陰の色とか、曖昧な色だけど何故か引きつけられて心を動かされるような色を書きたいとは思っています。

22 好きなモチーフは?
 なんだろう。強いて言えば「孤独」とかかな?「わかり合えなさ」とか。
 好きかと言われるとなんなのですが、そういうことをいつも考えて書いているような気がします。

23 今の自分の小説に満足してますか?
 満足していない。もっといいものが書けるはず、ということではなく、ペースよく書けていないために、進められていないものが多すぎる。もちろん内容的にもなんとなく一山越えたい感じがする。

24 どんな小説書きを目指してますか?
 その時代時代で消費される文学とか、人生で通過儀礼的に読まれる文学というのに昔から興味があるので、そんな風なものを書きたいと考えていたことはあります。
 とりあえず一時でも「読んでよかった」と思われるものを書ければいいかなとは思う。いつか懐かしく思い出してもらえたりすると更に嬉しいですね。

25 お疲れ様でした。最後にあなたの好きな小説書き様5人にバトンタッチして下さい。
 すみません。今回はアンカーでよろしく。