key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

上野の森で見たこと

オンリーの前の日記で『最後のマンガ展』のことを書いていたので、スペースへいらしてくださった方から「どうでした?行かれました?」と訊かれていたのですが。
とりあえず「面白かったです」「よかったですよ〜」と言うくらいしか答えなかったんですけども。
実際見に行ってみて、とりあえず「最後のマンガ展」というタイトルの意味はよくわかりました。
あの時お会いした方には簡単におはなししたんですけど、最初から最後まで巡るとマンガを一本読んだことになるんですね。マンガをアートの手法で展示してある、という感じです。
で、井上雄彦のマンガはいろいろあるんですけど、今回については、ポスターその他みるとわかるとおり、テーマはバガボンドです。
なので、バガボンドを読まれている方に強くおすすめしたい一方、「うーん。でも見ない方がいいのかも知れないですよ」と、言いたい気もする。
他のマンガについては一切展示ありません。
ただ、井上雄彦の生原稿というか、まさに肉筆書き下ろしの絵の迫力とか線の生々しさがものすごいので、絵とかマンガに興味のある方には是非見ていただきたい気もします。
原画の迫力って、ほんとにすごい。見ていてどきどきしますよ。


と、いうことで、この程度ならネタバレにならないかな?
とにかくものすごい人*1で、私は前売りを買っていったんですが、会場へ出向いたときにはもうすでに入場待ちの人が三〇人くらいはいて、当日券はとっくに売り切れていました。もしこれから行かれる方には、前売り券の購入をおすすめします。
「そうまでしなくてもな〜」と言う方には、「秋頃に目録が出るようですよ*2」とお伝えしておこうと思いますが、目録では原画の生々しさがぜんぜん伝わらないと思うので、絵を見てどきどきしたい方にはやはり「会場へ行ってみてください」と言いたいところです。


あ〜。あと、スタッフの人たちが来ていたTシャツ、よかったな。ちょっと欲しかった……。

*1:それも大変オタっぽくない普通の方々。しかしみんな中ではかぶりつきで原画を閲覧

*2:もうだいたいお察しの方もいるかも知れませんが、今回は目録がありません