自分を変えること、変わること。

まだもやっとしてるのでちょっとはき出してから行く。

私の職場（というか、同業の人）には一太郎のユーザーが多くて、私もそうだし、昨日の例の彼もそうなんだけど、彼に書類を作ってもらうと、きちんと表にすべきところをきちんと表に作成してこないので、「なんで？」とみんなで聞いてみたことがある。そしたら彼は「罫線引けないんです」と言ったのですよ。
向こうが初心者じゃないことも知ってるので、こっちは「？」となってしまったんだけど、その後にやり方を説明しても「でも僕出来ないんですよね」と頑なな対応をされるので、こっちも黙るよりなかった、と言うことがあったのですが。
一事が万事そういう感じで、「できません」と言われるので、結構もうみんなかちんと来ていたというのはありました。
彼は以前から仕事の仕方としてはかなり特異なやり方をしていて、それが効果的とは端からは思われないので、彼のこの先のことも考えていろいろ助言もしてみるんだけど、なんだか彼はそれを上手く受け入れられない感じ。で、他のメンバーの中にもだんだん不満が溜まってきているような状態で昨日を迎えた……と、いうところか。
仕事をやり始めの頃は、たいした技術もないから手探りで仕事していて、他の人にいろいろ教えられたりして自分も柔軟に変わっていけると思うんだけど、もう十年同じ仕事をやってきたら、自分なりにやりいいスタイルが出来てくるし、個々の信念の問題もあるから、そう柔軟に対応は出来ないというのもわかるんだけど、でも仕事をしていく上で心身の柔軟性とかフットワークの軽さってすごく大切なことだと思うんだよねぇ。
なんていうんだろう。空気読む力というかね。
いま自分の置かれている状況とか、何をすべきかとか敏感に感じ取って対応していかないといけないんじゃないかとか思うんだけど。

と、ここまで書いて思ったけど、私は私で「変わらないと」という固定観念にとらわれているように思われてきた……。

この間うちの新任の人から「ベテラン」と言われて、「あ〜。そうだ。そうなんだよな」と気恥ずかしくなってしまった。なんだか知らないうちに時間ばかり経ってしまって、全然ベテランぽくなってないと思うから。
「ベテラン」ていうと、すごく仕事できそうなイメージないですか。
でもまだまだアホみたいな失敗するし、がっくりもするし。だからもっといろいろ上手くやれるようになりたいと思うし、うんと若い人からもいろいろ吸収させてもらいたいと思うなぁ。自分が固まりつつあるのもわかるから、なおさら変わりたいと思うのかも知れないが。私はね。