key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

渋滞のしくみ

ニセ科学批判で知られる阪大の菊池先生他の研究者たちが、渋滞についての論文を発表するに至ったというニュースを少し前に見ました。
私も車を運転するので、時々は渋滞に巻き込まれることがあります。
そうすると「先頭どうなってるんだろう」と思うこともあるわけなんですが、この渋滞についての論文では、車の密度が混んでくると、自然と渋滞がおこる、つまり先頭などいない、ということのようなんですね。テレビ番組でも同種の実験をしていたという話も聞くんですが、その実験も、上記チームの考え方に基づいたものだったということのようです。これは物理的な話のようなんですけど、私は物理を勉強しなかったので、学問的なことはよくわかりません。でも話に聞いた限りでは、結構納得できた。
ある範囲に2台の車が走行している場合と、5台の車が走行している時とでは、同じスピードで走ろうとしても、同じようにはならないと思うのね。

で、なんで唐突にそんな渋滞のはなし?と思われる方もいると思うのですが。
上記の締め切りを迎えるまでに結構な期間があったんですが、いざ書き始めたという頃から、いろんな小さな仕事があいだにたくさん挟まってきて、非常に動きにくくなって、その時にこの渋滞論文のことを思い出して「ああ、私は今”渋滞”を体感しているかも」と思ったのですね。
それだけです。