電気工事士の資格を持っている女の子がいて、電気工事関係の仕事に就きたいと思っているんだけど、電気関係の就職って、ほとんど全部男の子対象なんだよね。
工事士の資格持ってるって言うことは、同じ資格を持っている男の子と同等の体力や腕力があるし、もちろん火や電気を怖がったりもしない。高いところも平気。でも「女の子」と聞いただけで受け入れる企業の方は消極的に拒否なんだな。いま求人票には性別は書けないから、場合によっては電話で問い合わせとかすると「インフラ整備の費用がないので」とか「女子の受け入れ態勢がない」とか「前例がないし、今も現場に女子がいないから」という感じ。「工場長が女子は困るというので」とかいうのもあり、とにかく女子は駄目らしい。「誰でも」とは言うけど、実際「男なら誰でも」って感じで、気っぷが良くて資格も持っててばりばり動ける女子より、ふにゃふにゃで無資格でも男ならいいっていうのはなんだよ、間違ってないか?という気になる。
あんまり続くと、「とりあえず面接ぐらいしてくれればいいのに」「使ってみてくれればいいのに」と思う。
男社会のホモソーシャルな繋がりって、萌えを呼ぶこともあるんだけど、こういう「男の連帯」って時々気持ちが悪い。