key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

いいめがね

神の雫(6) (モーニング KC)※念のため書いておきますが、この人は主人公じゃありません。
連休中は、『神の雫』を全巻読破。ろくに出かけられなかったので*1、思い出はこれくらいしかない。
ワインマンガは『ソムリエ』が有名なんだと思うんだが、城アラキは『ソムリエ』だろうが、『ソムリエール』だろうが、『バーテンダー』だろうが、『瞬のワイン』だろうが、物語構造は同じ感じなんで、結構辟易してきていたんだけど、なんか新鮮で面白かった。
主人公は有名なワイン評論家の息子なんだけど、ワイン初心者という設定なので、こっちも勉強しながら読み進めていく感じ。「気球に乗ってるような気になるワインって、どんなだよ(笑)」と思いつつ、「ワイン飲んでみたいなぁ」と、感じさせられる。
書影の人は主人公・雫のライバル、新進ワイン評論家遠峰一青氏。ワインを飲んで「お……、おお……、お……」*2とひとしきり感動を見せてから感想述べる人である。しかし彼もそうだけど、この手の人の着るスーツがよくダブルになるのは、それはもうすでに記号なのか。なんか、自分の目的のために手段選ばないっぽいところも含め、今後も遠峰氏を生ぬるく見守っていきたいと思う。
ちなみに主人公はこの人↓。好青年神咲雫。二人は義兄弟、らしい。
神の雫(1) (モーニング KC)

*1:コナン映画を付き合いで見に行った程度。今回キッドも平次も出ない。

*2:申し訳ないが、ここ出てくるといつも笑ってしまいそうになる。なんかナルシスティックで。