key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

ようやく読了

バッテリー (4) (角川文庫) バッテリー (5) (角川文庫)
文庫になる前から、ある種の界隈では何かと話題になっていたので、文庫になったのをきっかけに追っかけていたのだけど、どうやら私はあまりあさのさんの文が得意ではないらしいということに読み始めてから気づき、やっと5巻までたどり着いた。全六巻の話で、「おそらくラストこの辺まで」と想像しているんだけど、6巻が一番のヤマになると思うので、読まずに投げ出すわけにはいかないよ。春に実写映画公開と言うことなので、おそらくそれまでに6巻が出るだろうと予想。映画は一説に全然違う話になっていると言うことなんだが(笑)。
主人公の性格が大変きっついので、「なんじゃこのくそガキは」と思うと1巻の読了も無理だろう。5巻ではそのきっつい主人公ときっつい脇役・瑞垣がガチになるので、読みながら痛くて仕方がなく、自然と眉がハの字に。もともと思春期の人たちのぴりぴり痛いところを扱った話なのに。ううう。
瑞垣くんについては、二次関係サイトで話題になっていたのを見ていたので、「ああ……、こういう子か」と。これは、こういう話にはよく出てくるキャラだし、気持ちがわからないでもない(というか、むやみにむかつかないような配慮がなされていると思う)のだが、……きっついなぁ(笑)、本当に。
あと、4巻から5巻にかけて、巧と豪がぎくしゃくするのだが、ある種痴話げんかに見えるぞ。