懐かしいにおいがした。

レナード現象には理由がある (ジェッツコミックス)

久しぶりに読んだ川原泉は、初期の川原作品を思い起こさせる雰囲気の学園もの。とても懐かしかった。このほんわかした感じがねぇ。淡々として大きな事件はそう無いんだけど、面白かった。最後の作品には同性愛者のカップルが出てきて、BL小説の解説が載っていたけど、川原さん、一通り読んでいるんだろうか。
　このシリーズはもうしばらく続くようなので、続巻を楽しみにしていようと思う。それにしても、最近の「メロディ」って、かつてのLaLaっぽい雰囲気を持っているように思うのだけど。おそらく作家陣のせいだろうけどなぁ。

アマゾンの関連商品で↓も出てきた。

メディックス (IKKI COMICS)

これ、ものすごい昔（震災前じゃないか？）にスピリッツか何かで連載していたやつだと思うのだが。完結したのかな？
西村しのぶはいろいろ中断して、思い出したように続きを書いたりするので、（『一緒に遭難したい人』とか。『RUSH』もそうだよな。『ライン』も一時中断していたような。）『サード・ガール』もいつか続きが出るんだろうか……。夜梨子の幸せは是非見届けたいのだが。