key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

いまなぜ『のび太の恐竜』なのか?

 昨日、秀英にねだられて、『のび太の恐竜』見てきました。実はドラえもん映画はこれが初めて。あまり思い入れないのよね。
 で、声優陣が一新された際に、キャラデザインなども変化し、それがまた往年のファンからの反感をかうハメにもなっていたようなんですが。
 はっきり言って、昔のドラえもんよりも絵が荒いです。何て言うか、大山時代のドラえもんはソフビ人形みたいに、動いても形が崩れなかった記憶があるんだけど、新しいドラえもんはみんな『天才バカボン』とか『ど根性ガエル』のキャラクターのように崩れ、蠢くのでした。それが子どもには大受けなんだけど、うちの旦那とかはやっぱり大山時代の記憶があるので、いまいち納得いかなかった様子。絵柄は昔の原作漫画の感じに近づいているので、みんな唇尖りがち。
 とにかくスタッフが「新しいもの」「前とは違うもの」を作ろうと一生懸命なんだな、という印象を受けました。それで「やっぱり『のび太の恐竜』から始めないと」と言う事なんだな、と。
 余談ですが、ピィ助(←漢字不明)の声、「可愛いなぁ。誰の声だろ」と思っていたら、神木隆之介君でした……!先日の日本アカデミー賞授賞式では、声変わり真っ最中だったようなので、神木君の子ども声は、おそらく『のび恐』(勝手に略すし)が最後でしょう。