key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

高橋源一郎の『官能小説家』を読んでいます。
朝日の夕刊で連載されていたものが文庫になったので。
高橋源一郎は、明治ものが続いていたけど、『官能小説家』の題材は、いますごくタイムリーなんだろうなぁ。
前に書いていた漱石のも面白かったけど。

彼が以前書評で推していた伊藤整の『明治文壇史』もめっさ面白い。途中で投げ出しているけど。でも面白い。一説にそれをパクったとか言われていた谷口ジロー画の漫画『坊っちゃんの時代』も面白かった。
明治は変な時代。面白い。

ところで、伊藤整と言えば。
伊藤整ゆかりのO市で今月伊藤整セミナーがあるのですよ。
それでチャタレイ裁判の話とかがあるらしいので、講座受けに行きたいんだけど、時間が……。あるかなぁ。
行きたい。