key of life

BL小説を書いたりしている江渡晴美の日記です。

2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

久々の更新です〜。

久しぶりの小説の更新は、ガラクタ部屋でもオガシラでもなく(ほんと、すいません……)平安でございます。 これは実は『手習』よりも前に書き始めていて、しかも、ゲームの資料集とか持っていない頃に書き始めていたので、もう、ほぼ、99%捏造です。まあ、…

なつかしいひと

昨日は所用のため、札幌へ出向きました。 目的は紙とペンケースです。ペンケースは良いのがなかった。 紙は、大通りの画材屋Dの地下に紙売り場が出来ていて驚喜する。 何時までもここにいたい、と、思ったが、それも出来ず、適当なところで物色を終わらせ、…

『遠い星・14』

その日緒方が捕まったのは、中国棋院での夕食時間が終了しそうな頃だった。 腹の虫がなるのを「これが終わればメシだ」と宥めつつ電話をしていた楊海は、緒方の声に正直安堵した。 伊角が予定外にこちらに残ることになったことを伝え、「ちょっと声かけてみ…

『遠い星・13』

夕食後、趙石は一人で楊海の部屋に来た。 楽平は「風呂に入る」と言って、趙石とは部屋のドアを出たところで別れたらしい。おそらくは、楊海からまた口うるさく言われると予想してのことだろうと思われた。 趙石に頼まれていたデータをプリントアウトしたも…

湯の川温泉から帰って参りました。 ほとんどホテルに籠もりきり。すぐ近くにいる猿にもあわずに帰ってきましたよ。 岩盤浴で汗だらだらかいてきましたが……。 帰り道北上するにつれて雪(溶け残り)が増えるのに涙を誘われた。 春はまだ遠い(泣)。明日は伊…

『遠い星・12』

その日楊海が目を覚ましてみると、夕方だった。 明け方近くまでコンピューターを弄っていて、こうなったら、と、彼は自棄気味になり、朝食をとってから寝ることにした。食堂が開くのを待って丼飯をかき込んで、食堂へ向かう皆の視線を感じつつ部屋に戻ると、…

今更な疑問

ちまちまと書いたり書かなかったり。 ちょっといろいろあって、低回中。巷では、スパコミのこととか、伊角の誕生日のことなどが話題になっていますが。 ↑どんな巷(笑)『遠い星』の方がこれから中国棋院編とかぶるので、16巻を読みかえしていました。九星…

『遠い星・11』

緒方にとって、楊海はけして物足りない相手ではなかった。 同年代に王星がいるため、楊海の名はあまり表面には出てこず、国際棋戦の狭い出場枠を勝ち取るまでに至らないことも多くあったが、国内リーグのチームメンバーとして登録もされていたし、それなりの…

責任転嫁

小塚が日記で「デスノ6巻カバーの月のポーズはマツケンサンバ」などということを書いていたせいか、今朝方はマツケンサンバの練習に余念がない月の姿(←ただの妄想ですよ)が頭から離れなかった……。 月はこっそり猛練習を重ね、決めのポーズまで完璧に踊る…

むかしのひと

日参ヒカアキサイトにて、先日「塔矢アキラは昭和二十年代生まれ」という話があったのですが。さて、伊角慎一郎は昭和何年代生まれと言うことになるのか。同じようなものだと思う次第。なんたって「今年の残暑は厳しいぞ」だしね。 ちなみに緒方精次は昭和4…

『遠い星・10』

緒方が楊海と初めてあったのは数年前。場所は北京のあるホテルだった。 楊海はその棋戦に出場するわけではなかったが、日本語が出来る貴重な棋士と言うことで、日本人棋士たちに割り当てられた通訳だった。 その頃楊海は二十になるかならないか。しかし風貌…